地震大国の日本。
50年に1度と言われるような地震や、台風・大雨などの自然災害。
阪神大震災、中越大震災、東日本大震災、熊本地震。
いつ来るか分からない。いつ来てもおかしくない自然災害への対策、
少しでも安心できる基礎や壁の構造です。
基礎工事はまさしく『構造上の安全』の礎です。
一般的にはシングル配筋が多く使用されている中、上下ダブルで配筋された圧倒的な耐震強度の「W配筋高耐震ベタ基礎」を標準仕様としています。
これは、高い安全基準が求められる消防署やガソリンスタンドなどの基礎と同じ仕様です。
軸組工法は、土台・柱・梁の構造材を筋交いを入れて耐震性を高めています。
その軸組構造に、外壁が一体となる耐力面材『モイス』の施工しています。
筋交いは圧縮方向への力は有効ですが、引っ張りに力には弱いので、モイスを施工することで、壁一面が
一体となり力を分散してくれます。
一般的名耐力壁には構造用合板が使用されていますが、湿気に弱く劣化も早いので、調湿効果・耐火性能もあり腐食に強い
モイスを採用しています。
柱や梁などの構造材に集成材やベニヤなど合板は一切使用せず、国産の杉、檜(ヒノキ)などの無垢材を使用。
全ての構造材に防蟻、防腐効果を与える人体に無害なホウ酸処理を実施。
土台はシロアリに強く腐りにくいヒノキを、柱にもヒノキを、梁など横架材には粘りのある松材を使用。
木本来の持つ能力を最大限に活用し、地震に強く耐久性を高めています。
また床、天井も全て無垢素材を採用。調湿性に優れ、自然の色目も美しく、木の香りややさしい肌触りが特徴です。
家の耐久性に大きくかかわってくるのが、実は下地材。家が完成すると見えなくなる部分です。
ツリーズの家では、この下地材にも、しっかりと乾燥させた無垢材を使用しています。
無垢材カウンターも、さまざまな材種・サイズからお好みの一点ものを見つけてください。
ツリーズの家は100%自然素材の、安全安心なスペイン漆喰を使用しています。
小さなお子様やアレルギー疾患のある方にもおすすめのです。
漆喰には、調湿効果・防カビ効果・消臭効果などの機能があります。
高温多湿な日本の気候、ジメジメな夏は除湿機、乾燥しきってしまう冬は加湿器ってのが、当たり前になっていますが、漆喰が湿度を調節してくれます。
また、漆喰の壁は静電気が発生しないので、ホコリも溜まりにくい素材です。
ツリーズの家が使用する内断熱材セルロースファイバーはホルムアルデヒド、アスベスト、グラスウールを一切含まない新聞古紙を原料にしたエコ製品です。
一般的な貼付ける断熱は筋交いやコンセントBOX等、など細かな隙間が必ずできてしまいますが、このセルロースファイバーは、壁内(柱と柱の間)に吹き込むことにより隙間なく充填することができる断熱材です。
セルロースファイバーはもともとが新聞紙なので、調湿効果があり、サッシの結露や壁内結露も防いでくれます。 高温多湿な日本には、無垢材や漆喰同様、断熱材にも『調湿性能』は必ず必要と言えます。
セルロースの持つ断熱性能・調湿機能により、冷暖房光熱費も少なく、夏涼しく冬暖かいエコで省エネな室内環境を実現します。
断熱と遮熱は全く別です。 どれだけ良い断熱材を使用しても、『遮熱』しなければ逆効果になってしまいます。 断熱性能が良い=蓄熱される。 真夏の太陽の熱エネルギーを断熱材が蓄熱してしまう事により、夜になって気温が下がっても、室内は熱を吸収した断熱材から放熱される事で室内温度はさがりません。 このような経験ありませんか? サーモカメラで確認するとよくわかります。
ツリーズでは、アルミニウム純度99.5%、太陽からの放射熱を97%反射するアルミ遮熱シートを使用し、遮熱も標準仕様です。